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恋愛映画のように、は
人気ランキング : 164529位
定価 : ¥ 546
販売元 : 新書館
発売日 : 2004-10 |
価格:¥ 546
納期:通常24時間以内に発送 |
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あっさりとした初恋物語 |
原作は菅野彰。
幼馴染で従兄弟どうしの健と康子。
直情型で姉御肌の康子と、正反対のおっとり型の健。
性格は異なるけれど、互いに良き理解者である二人は、いつも一緒だった。
あまりにも近すぎて「恋愛」なんて意識したこともない二人だったけれど…ふとしたことがきっかけになり、互いが互いのことを想っていることに気づく。
しかし、祝福されるはずの二人の恋は、周囲に猛反対を受ける結果となってしまった。
「なぜ?!」
その理由を知った時、二人は家を飛び出してしまう。
幼馴染の甘く切ないラブストーリーです。
人を愛することに気づき始めた、初恋のような雰囲気を感じますねw
ただ、物語は割とありきたりな感じがします。
二人が結婚できない理由も(ネタバレになるのではっきりとは書きませんが)、パターンといえばパターンですし、その後の展開も想像の範囲。
でも、まぁ、そこはいいかなって思います。
個人的にちょっと残念だったのは、全体的にさらりとし過ぎていることなんです。
結婚できない理由を知った二人が、互いに納得して答えを出すまでの軌跡が、すごくあっさりしているんですね。
それはそれで叙情的で良いのかもしれませんが、きれいにまとまり過ぎている印象を受けました。
ちょっとこじんまりしちゃった感じがします。
なので、評価はやや低めです。
あまりインパクトが無かったので…。
とはいえ、初恋のどこか懐かしくてさらりとしたあの雰囲気を味わいたい時には、いいかもしれません。
ちょっと懐かしい気持ちになれます。
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掴もうとするもの。 |
原作者である菅野彰という人はいつも、何かを無くしてそれを埋めようと必死にもがいている人を描いている気がする。
表題作「恋愛映画のように、は」では、幼馴染みでずっと一緒に育った二人が大人になって、そばにいるのが当たり前になって、結婚を決意する。
けれど二人には絶対に結ばれることができない、現実が待っていた…。
燃え上がるような熱情ではないけれど、じわじわと心の中を侵食していく想い。
恋愛映画のようにドラマチックではないけれど、そこにあった想いは確かに恋心で。日常の中から溢れ出る恋、というものも、存在するのだと思う。
同時収録された「夏の声」では、高校の保健医をしている女性の、高校時代の辛い過去が、現在との間で行ったり来たりする。
まだ少女だった頃、たくさんのことに傷ついて、傷つけて。けれど決して忘れることのなかった、友達。
救いたいと心から願ったはずなのに、その力を持てなかった過去。
多感な少女と女性の狭間という、誰にも覚えのある、あの苛立ち。
そういう目に見えないものの描き方が、作画の山田睦月という人は非常に上手いと思う。
原作者も作画もお互いがお互いのファンというだけあって、それぞれの持ち味が上手く生かされた作品に仕上がっている。
菅野氏の描く暗い過去を持つ女性保健医や、決して結ばれることのない二人は、欠けたものを埋めようと、なにかを掴もうと、必死で生きている。
文字だけで読んでしまうときっと、それがあまりに痛々しくて胸が苦しくなるのだろうが、漫画という形になると、小さな幸せとか笑いとか、そういう暖かい部分がもっと前に出てきて「あぁ、それでもこうして人は幸せになれるのだ」と実感することができる。
決してハッピーなだけではないけれど、じんわりと心に残る佳作。
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漫画の面白さ |
〜いとこ同士の結婚に周囲が大反対。二人の運命や如何に。
普段はBL(テイスト?)小説やエッセイなどを書いている菅野彰さんの書き下ろし原作の男女の恋愛ものです。
どんな作品紹介があって、どんなに想像を巡らせても、やはり原作者の方が何枚も上手(うわて)。
一筋縄ではいかず、転んでもタダでは起きない展開と会話に一喜一憂させられました〜〜。
当初、山田睦月さんの絵がダメかもと思っていましたが抵抗無く読めました。
活字だけの面白さももちろんですが、こういう時に漫画家さんの力を感じます。
主人公二人も良いですがヒロインの兄貴も良いですよ。
同時収録の「夏の声」も素敵な話です。〜